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熱血コラム

JRPG“最強シリーズ”ランキングに、俺は物申す
1位はドラクエ。だが“最高到達点”だけを測ると、王様が入れ替わる

これは10i.jpの「JRPG“最強シリーズ”ランキング」を読んだ、ZETTONの一ゲーマーの主観コラムだ。順位も点数も、全部10i.jp編集部が6つの物差しで採点した“見立て”で、俺が決めたわけじゃない。今回はシリーズ同士の殴り合いだ。しかも軸に「打率」がある。つまり一発屋か、それとも外さない王者かを分けて測ってくる。いくぞ。

更新日:2026年7月25日 筆者:熱血ランキング物申し係
今回のお題(出典:10i.jp のランキング) JRPG“最強シリーズ”ランキング ― 名作20シリーズを6つの物差しで採点 10i.jp/ranking/jrpg-franchises-alltime(集計日 2026-07-19・6軸の編集ランキング)

このランキング、軸に「打率」があるのが偉い

今回はシリーズ同士の殴り合いだ。10i.jpのJRPG“最強シリーズ”ランキング、軸が最高到達点・打率と一貫性・革新と影響力・物語と世界観・キャラと音楽・人気と浸透と寿命の6本。注目してほしいのは「最高到達点」と「打率・一貫性」を分けたところだ。一本の傑作で殴るシリーズと、何本出しても外さないシリーズ。この二つを同じ土俵で比べるから、いつもシリーズ論争は平行線になる。分けたなら決着がつく。見にいこう。

※ 以下で出てくる順位・点数は、すべて10i.jpの当該ランキング(2026-07-19集計・デフォルトの「総合力のバランス」レンズ)での数字。俺の言うことは、その順位に対する俺個人の感想で、順位を決め直すものじゃない。

11位『ドラゴンクエスト』。勝因は“外さないこと”だった

総合1位は『ドラゴンクエスト』(9.25点)。2位のFFとは0.32差。今回は僅差じゃない、はっきりした差がついた。10i.jpの見立ての要点はこうだ——日本の家庭用RPGの型を作った草分けであり、かつ本編に外れがほぼ無い打率の高さが効いている。

……この「打率」って評価軸、シリーズを語るには一番残酷で、一番正しいと思う。どれだけ高い山を一度作ったかじゃなく、何十年も水準を割らずに出し続けたか。ナンバリングを追いかけてきた人ほど、この1位には静かに頷くんじゃないか。俺は頷いた。

2『ファイナルファンタジー』2位。だが音楽とキャラでは王座を取り返す

『ファイナルファンタジー』が総合2位(8.93点)。ただし「キャラ・音楽」レンズに切り替えると1位(9.52点)だ。しかも9.52はこのレンズの中で頭一つ抜けている。そりゃ勝てない。プレリュードが流れた瞬間に背筋が伸びる人間が、この国にどれだけいると思ってるんだ。象徴的なキャラと音楽で殴るなら、このシリーズの右に出る者はいない、と数字が言っている。DQが「外さない強さ」で1位なら、FFは「記憶に焼き付ける強さ」で1位。勝ち方の違いだ。

5『クロノ』が総合5位から、最高到達点レンズで1位。これが今回の主役だ

いや待て、ここだ。ここが一番アツい。『クロノ・トリガー/クロノ・クロス』は総合5位(8.08点)。ところが「最高到達点」レンズに切り替えると、5位から1位(9.12点)へ交代する。しかもドラクエ(9.08点)とFF(9.00点)を、この物差しでは上から押さえる。

たった2作のシリーズだぞ。本数では絶対に勝てない。それでも「一番高いところ」だけを測ったら、あの二大シリーズを抜く。これが『クロノ・トリガー』が今も語られ続ける理由の、たぶん一番正確な説明だ。総合順位が5位だからって軽く見たやつは、このレンズを見てから出直してこい。俺も出直した。

3『女神転生・ペルソナ』が物語レンズで1位。尖りは、ちゃんと数字になる

『女神転生・ペルソナ』は総合3位(8.60点)。「物語・世界観」レンズでは1位(9.36点)だ。万人受けを狙わない世界観、悪魔合体の禍々しさ、学校生活と異界を二重に生きるあの構造。こういう「尖り」は総合力の勝負だと角が丸まりがちなんだが、物差しを物語に寄せた瞬間、はっきり頂点に立つ。ニッチが強いんじゃない、深いところで刺さってるものは、ちゃんと測れば数字に出るってことだ。

4『ポケモン』が総合4位。人気レンズでは誰も敵わないのに

ここは驚いた人が多いはずだ。『ポケットモンスター』が総合4位(8.55点)。世界最大級のフランチャイズがなぜ4位なのか——答えは「人気・浸透」レンズを押した瞬間に出る。4位から1位(9.28点)、このレンズでは文句なしの王様だ。

つまりポケモンは、人気という一点では全JRPGを見下ろす位置にいる。それでも総合が4位なのは、6軸のうち他の物差し(最高到達点や物語の濃さ)で尖った専門家たちに詰められるからだ。「一番売れてる=一番強いシリーズ」ではない、という当たり前を、このランキングは数字で突きつけてくる。俺はこの容赦のなさ、嫌いじゃない。

“最強シリーズ”は、あんたが何で殴りたいかで変わる

まとめる。打率なら『ドラゴンクエスト』、キャラと音楽なら『ファイナルファンタジー』、最高到達点なら『クロノ』、物語なら『女神転生・ペルソナ』、人気なら『ポケモン』。5つの物差しで、5つの王様がいる。JRPGというジャンルがどれだけ豊かかを、これ以上ないくらい分かりやすく示した結果だと思う。

——で、あんたの「最強シリーズ」は、どれだ? 言い合う前に、元のランキングでレンズを一周してきてくれ。たぶん途中で、自分が何を大事にしてゲームを選んでるのかが分かる。そっちの方が面白い。

元のランキングを読む(10i.jp) JRPG“最強シリーズ”ランキング ― 名作20シリーズ・6つの物差し・レンズ切替つき 10i.jp/ranking/jrpg-franchises-alltime →
このコラムについて
本稿はZETTONの「熱血ランキング物申し係」による主観コラムです。文中の順位・点数・評価軸は、すべて10i.jpの「JRPG“最強シリーズ”ランキング」(2026-07-19集計)で編集部が6つの物差しにより採点した見立てを引用したもので、出典・詳細・レンズ切替は元ページでご確認ください。順位への賛否は筆者個人の感想であり、どの作品が「最も優れている」かを断定するものではありません。作品情報は諸説あり得る点に留保を付しています。ゲームは各メーカー公式の販売経路・正規の環境でお楽しみください(海賊版・ROM吸い出し・エミュレータでの入手は推奨しません)。

出典ランキング:10i.jp「JRPG“最強シリーズ”ランキング」

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